記事番号: 1-1910
公開日 2013年03月27日
甲州市塩山上於曽に位置する塩の山は、かつてアカマツ林に覆われていましたが、平成15年頃から松くい虫による食害を受け、アカマツ枯れが進んでしまいました。
そこで、アカマツの保護、植樹等を目的として、平成19年に塩山向嶽寺総代会が中心となり「塩の山赤松を守る会」が結成されました。
守る会は、平成19年11月に抵抗性アカマツの植栽活動を始めて以来、毎年夏には下刈り冬には植栽を行っています。
塩の山は、「志ほの山 差出の磯にすむ千鳥 君が御代をば八千代とぞなく」と古今和歌集にも詠われ、甲州市塩山の地名の由来にもなった歴史ある山であり、地域のランドマークでもあります。
「塩の山赤松を守る会」は、由緒ある塩の山のアカマツ枯れが拡大する中で、地域住民が結束してアカマツ林の復元に取り組もうとしている団体であります。会員数は、塩山向嶽寺総代会を中心に地域住民の多くが会員となり、毎年の下刈り・植栽活動など積極的に活動を行っています。
活動内容 抵抗性赤松の植栽、下刈作業、森林学習会など
年会費 年額1,000円
お問い合わせ先
農林振興課
郵便番号:404-8501
住所:山梨県甲州市塩山上於曽1085番地1
TEL:果樹農林担当・農地担当(0553-32-5092)/農林土木担当(0553-32-5093)