平成２９年２月１９日（日）に第８回目となる「歴史的風致散策」を開催しました。当日は天候にも恵まれ、気持ちよく散策していただけたのではないかと思います。

今回は４６名の方にご参加をいただきました。市役所に集合しJR塩山駅に移動し、１区間電車にゆられたあと、勝沼ぶどう郷駅から歩きはじめ、佐藤家住宅、新たに登録される岩堂セギ分水口、風間酒造（現甲斐ワイナリー）の３ヵ所で６つの登録有形文化財（建造物）を見学しました。

途中、大滝不動尊参道（五丁目から六丁目）を辿り、通神社や鬢櫛川にある鉄道の橋梁遺構、岩堂観音堂、熊野神社、於曽屋敷など歴史的建造物を巡りながら、全行程約６ｋｍの長い道のりをご案内しました。また、甲斐ワイナリー様からワインの試飲もサービスしていただきました。

まちを歩いてみることによって、普段見過ごしてしまいがちな地域の歴史・文化に気づき、より触れていただけたことと思います。

甲州市教育委員会文化財課では、昨年度から歴史まちづくり法に基づく「歴史的風致維持向上計画」策定に取り組んでいます。市民の皆さまへの周知と、ご意見をいただく機会として「歴史的風致散策」を企画し、今年度は５回に分けて塩山・勝沼・大和をご案内しました。多くの方々にご参加いただき、ありがとうございました。

来年度も歴史的風致散策を開催しますので、ぜひご参加ください。

 ■佐藤家住宅（登録有形文化財）と大滝不動尊参道五丁目碑

■通神社本殿（市指定文化財）

■熊野神社拝殿・本殿（重要文化財）

■風間酒造（現甲斐ワイナリー）（登録有形文化財）

■於曽屋敷（県指定史跡）

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