記事番号： 1-943
公開日 2016年03月08日
更新日 2018年01月04日
３月５日（土）に市道下塩後２２号線建設に伴い発掘調査を行っている「ケカチ遺跡」、「坂之上・后畑遺跡」の現地説明会を開催しました。
当日は天候にも恵まれ、７０名を越える大勢の方が見学に来られました。
今回公開した遺跡からは、平安時代の竪穴建物（住居）としては大型の８メートル四方の竪穴建物が確認され、そこから出土した風字硯、鉄製分銅などは特徴的な遺物です。
県内でも大変珍しい事例となっており、古代於曽郷における有力者の存在を示唆する重要な発見といえます。
甲州市教育委員会では、今後も発掘調査成果の積極的な公開を図ってまいります。
ケカチ遺跡の１辺８メートルの大型竪穴建物（ＳＩ６１９）
風字硯（中央）と分銅（奥ケース内の石）
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