記事番号: 1-1307
公開日 2019年10月15日
〔事後対策〕
①園地が滞水している場合は、速やかに排水対策を図る。また、傾斜地で根元の土壌が流亡している場合は、土寄せを実施する。
②樹が倒伏した場合は、根を切らないように樹を起こし、根元に土寄せを行い、支柱等で固定する。
③太枝が裂けた場合は、裂傷部をビニールで覆い、縄等で結束する。なお、裂傷がひどい場合は、裂傷部を平らに剪除し、ゆ合剤を塗布する。
④落果した果実は、病害の伝染源となるため、速やかに園外へ持ち出すか、土中に埋める。
⑤裂果や果実腐敗病が発生している場合には、速やかに除去する。
⑥強風や雨により、枝葉や果実等への損傷や泥のはね上がりなどから、病害の発生が心配されるため、被害の状況により薬剤の追加散布を行う。
※モモのせん孔細菌病については、前回の散布後10日以上経過している場合は、ICボルドー412 30倍または、4-12式ボルドー液(住宅隣接園ではムッシュボルドーDF 500倍加用クレフノン100倍)を散布する。
⑦施設栽培では、棚やパイプハウス、ビニール、各種の装置、機具、機械等を点検し、破損のある場合は修理する。
⑧加工用のカキでは、収穫コンテナ、果実に付着した泥、ゴミ等は雑菌による汚染の原因になるので、加工施設に持ち込まないよう留意する。
⑨強風により落葉した葉が水路等に詰まり、ほ場内に水が入り込んでいる場合もあるので、ほ場周辺の水路等を確認する。
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