記事番号: 1-1532
公開日 2020年08月24日
更新日 2024年04月18日
社会資本整備総合交付金を利用し平成30年度(2018年度)より進めてきた塩山駅周辺の再整備事業が、令和5年(2023年)3月に完成しました。
社会資本整備総合交付金とは
社会資本整備総合交付金は、国土交通省所管の地方公共団体向け個別補助金を一つの交付金に原則一括化し、地方公共団体にとって自由度が高く、創意工夫を生かせる総合的な交付金として平成22年(2010年)に創設されました。
地方公共団体が作成した社会資本総合整備計画に基づき、目標実現のための基幹的な社会資本整備事業のほか、関連する社会資本整備やソフト事業を総合的・一体的に支援するものです。
出典:平成29年度版 都市再生整備計画事業ハンドブック(編集 都市再生整備計画事業研究会)(発行 一般財団法人 都市みらい推進機構)
都市再生整備計画事業とは
旧まちづくり交付金については、社会資本整備総交付金に統合され、基幹事業の一つである都市再生整備計画事業として位置づけされました。統合されたことによる交付対象事業や国費の変更はありません。
都市再生整備計画事業以外にも、他の基幹事業や関連社会資本整備事業、効果促進事業と組み合わせて社会資本総合整備計画を作成することにより、より幅広い事業の実現が可能となっています。
出典:平成29年度版 都市再生整備計画事業ハンドブック(編集 都市再生整備計画事業研究会)(発行 一般財団法人 都市みらい推進機構)
甲州市における都市再生整備計画事業
※甲州市の社会資本総合整備計画についてはこちらでご確認いただけます。
計 画 概 要:塩山駅周辺地区
計 画 書:都市再生整備計画(第5回変更)[PDF:3.42MB]
計画の期間:平成30年度(2018年度)~令和4年度(2022年度)
主 な 事 業:基幹事業(地域生活基盤施設)「塩山駅前広場整備」
提案事業(地域創造支援事業)「塩つなぎギャラリーパーク整備事業」
提案事業(まちづくり活動推進事業)「まちづくりワークショップ」
提案事業(地域創造支援事業)「空家・空き店舗活用支援」
提案事業(事業活用調査)「空家・空き店舗調査・活用に向けた調査検討」
計画の目標(概要):塩山駅周辺の地区は、JR塩山駅(JR中央本線)や主要地方道が集中する交通の要所であり、市役所や教育施設、防災公園等の公共施設が位置する甲州市の中心市街地です。しかし、郊外への大型店の出店等の影響で商店街の賑わいが減少し、人口も郊外に流出し続けています。
本事業を通して、塩山駅を中心としたコンパクトなまちづくりを進め、これまでの取り組みを活かしながら、甲州市の中心市街地として求心力の回復を図ることとしています。
※まちづくりワークショップについての詳細は、こちらをクリックしてください。
令和5年3月完成
都市再生整備計画事後評価結果の公表について
事後評価とは、都市再生整備計画事業において事前に設定した数値目標の達成状況等を客観的に評価・分析するとともに、今後のまちづくりの方向性について検証するものです。
この度、事後評価の結果がまとまりましたので公表します。