記事番号: 1-1435
公開日 2020年08月24日
更新日 2020年10月16日
甲州市では、都市再生整備計画事業(社会資本整備総合交付金)の提案事業の一つとして、地域の方と一緒に塩山駅周辺の賑わいを創出するため、まちづくりワークショップを開催してきました。
都市再生整備計画事業の事業期間は、平成30年度(2018年度)~令和4年度(2022年度)です。
平成29年度(2017年度)都市再生整備計画の作成のためのワークショップ
都市再生整備計画事業開始の前年度、塩山駅周辺地区において、本地区の個性である資源を活用し、「にぎわい」「ゆとり」「人のあたたかみ」が感じられ地域住民が主役となったまちづくりを目指した都市再生整備計画の作成を目的とし、市の現況及び課題を踏まえ、計画の目標及び目標を定量化するための指標を検討し、その目標達成にむけた整備方針、各種事業の検討を行いました。
(このワークショップは、都市再生整備計画事業に含まれていません。)
参加者
学識経験者、市民の代表、民間企業の代表、地元高校生、市役所職員など
実施内容
第1回検討会は、事前説明会として平成29(2017)年2月に実施されました。
その後、平成29(2017)年5月から都市再生整備計画の一環として、ワーキングも含めた検討会を計5回開催しました。
ワークショップ検討結果
第3回 「甲州市の将来像を考えてみよう」
第5回 「懇親会」
アンケート調査の実施
より多くの方の駅周辺ご利用者の方のご意見を伺うため、塩山駅前でアンケート調査を行いました。
アンケート名:塩山駅前広場再整備アンケート調査について
調査目的 :駅利用者を対象に、駅前広場の現状や改善点、街の雰囲気等について意見収集を行い、今後の整備計画の参考とする。
調査対象者:塩山駅利用者(住民・来訪者)
調査日時 :平成29年8月2日(水) 午前6時~午後7時
調査方法 :原則は、説明・聞き取りして回答してもらうこととするが、その場で回答が得られない場合は、郵送で回答してもらう。
調査内容 :(1)性別・年齢・居住地
(2)駅の利用頻度
(3)駅の利用目的
(4)駅までの交通手段・駅からの交通手段
(5)現在の駅前広場の使い勝手の評価
(6)将来の配置したい機能
(7)駅前広場等へ期待していること
回答数 :186件
調査結果 :塩山駅前広場再整備アンケート調査結果
平成30年度(2018年度)甲州市都市計画研究会
平成29年度のワークショップの流れを受けて、より多くの方に議論に参加していただくため「甲州市都市計画研究会」を立ち上げました。
研究会の目的
甲州市在住の市民、地域の代表、民間企業従事者、専門家、まちづくりを中心に活動している方々など、多分野の人材と交流をもつことで、新しい考え方や仕組みづくりなどの調査・研究が可能となります。
研究会を立ち上げて実際に活動することにより、住民力・行政力・民間企業の利潤に加え、甲州市らしいまちづくりを構築し、将来的には研究会で検討した考え方や仕組みを甲州市内全域に浸透させていくことを目的としています。本研究会は、市・地域住民・民間企業が一致団結し、まちづくりにかかる費用や労力などの各リスクをできる限り共有し、塩山駅周辺地域が復活するための仕組みづくりを研究するものです。
実施内容
第1回研究会は、事前説明会として平成30(2018)年3月に実施しました。都市再生整備計画事業の一環として実施した研究会は、平成30(2018)年6月開催の第2回目以降とし、以下のとおり全5回開催しました。
研究会の実施結果
第2回 「まちづくりの経緯や取り組みを学びましょう!」(平成30年6月18日)
第3回 「実際にまちを歩いて検診してみよう!」(平成30年度7月30日)
第4回 「仕掛け手法を考えよう!~その1~」(平成30年11月5日)
第5回 「仕掛け手法を考えよう!~その2~」(平成31年1月17日)
第6回 「アイデアの実現に向けて具体的に考えよう!」 (平成31年3月8日)
次年度に向けて
第2~6回研究会で出された意見を基に、塩山周辺のまちづくりを進める上での課題や活用可能な資源を整理し、既存のイベントや場所を結びつけて実現可能なまちづくりのアイデア及び運営手法を下記のとおりまとめました。