記事番号: 1-2082
公開日 2020年11月02日
甲州市2020東京オリンピック・フランスハンドボールチーム交流事業実行委員会では、
来年度のフランスハンドボールチームの事前キャンプに向けて、様々な機運醸成事業
(五輪は勿論、ハンドボールを、事前キャンプ自体があることを知ってもらう事)を行っています。
3回目となる今回は、塩山北小学校の卒業生で、
現在プロトレイルランナーとして国内外で活躍されている
小川壮太さん(甲州市観光大使)をお招きし、ラントレーニングを実施しました。
←当日のポスター
【全校児童117名に向けたラントレーニング】
少し肌寒くなってきたこの時期に、全校児童に授業を行う内容はラントレーニング
そして、2週間後の11月10日は塩山北小学校持久走大会
そう、持久走大会に向けて、小川さんから
アドバイスをいただこうというこの企画。
もちろん、レアリゼのコンセプトにある
運動が苦手な子供に少しでもスポーツの楽しさが伝われば、という思いが
市、小川氏双方にあることは言うまでもない。
テーマ【楽しく走る方法】
「楽しく走るってつまり楽(らく)に走ることだよ」と
持久走に対する苦手意識を少しでも和らげるように話す小川氏
子供たちのバランスレベルを理解してもらうために、様々な運動を行い
それぞれが自分のウィークポイントを理解した上で
どのように身体を使うか、正しい力を走りに伝えるかを教えてくれました。
①自分の身体のバランスを知ろう!
②体をまっすぐ使うことと縮めたときの違いを知ろう!
高学年、低学年、中学年
小川氏の授業は1限目(高学年)、2限目(低学年)、3限目(中学年)と3回に分けて
それぞれのレベルに合わせて実施
「運動をしている児童とそうでない児童に差が出ている高学年
理論ではなく、体を遊びながら動かすことで自然と身につく低学年
割と柔軟に指導を吸収していく中学年」
【知らないより知っている】
「今日一回の授業で劇的に変化することはないが、
子供たちの意識の中に、体育を教える先生たちの中に何かが芽生えれば
そして、知っている知識として意識して自分の体を動かす事が大事!」と話す小川氏
「もちろん持久走大会本番には応援に来るよ」と子供たちと約束し、小川氏によるレアリゼに幕を閉じた。
※レアリゼとはフランス語で夢を叶える・実現させるの意