記事番号: 1-2348
公開日 2021年02月18日
更新日 2021年03月03日
地球温暖化を始めとする気候変動問題は各地で激甚な災害の発生もたらし、国内においても、集中豪雨や台風等による自然災害の激甚化が近年顕著になってきています。
こうした状況を踏まえ、2015年に合意されたパリ協定では、「産業革命期からの平均気温の上昇幅を2度(℃)未満とし、1.5度(℃)に抑えるように努力する」との目標が国際的に広く共有されました。また、2018年度に公表されたIPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)の特別報告書において、パリ協定での目標を達成するためには「2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロにすることが必要」とされています。
甲州市議会令和2年12月定例会において、議員提案の「甲州市が2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロを目指す宣言についての決議」が可決となり、市として、「ゼロカーボンシティ宣言」について準備してまいりました。
こうした中、山梨県と県内全市町村で、2050年までに温室効果ガス排出量実質ゼロにむけて取り組むこととなり、令和3年2月15日、本市も参加して、やまなし「ゼロカーボンシティ」の共同宣言を行ったところです。
甲州市として、脱炭素に向けて取り組み、2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロを目指してまいります。
「ゼロカーボンシティ」とは
環境省により、「2050年に温室効果ガスの排出量または、二酸化炭素を実質ゼロにすることを目指す旨を首長自らが、または、地方公共団体として公表された地方自治体」を「ゼロカーボンシティ」と定義されています。
・関連リンク
環境省ホームページ「地方公共団体における2050年に参加炭素排出量実質ゼロ表明の状況」
・ストップ温暖化やまなし会議
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環境課
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