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武田不動尊にかかる新たな発見について

記事番号: 1-2420

公開日 2021年03月15日

不動明王坐像

武田信玄公の菩提寺・恵林寺所蔵の「木造不動明王及二童子像(山梨県指定文化財)」(*通称「武田不動尊」)について制作時期及び制作者が新たに判明しました。

信玄公が自らをモデルに作らせたと伝わる武田不動尊は、1572(元亀3)年4月に京都の造仏所「七条西仏所」の仏師・康住によって作られたことがわかりました。

調査は、山梨県立博物館の企画「生誕500年 武田信玄公の生涯」への貸し出しを前に、恵林寺が山梨文化財研究所の岡田靖准教授らに彩色の剥落止めなど応急処置を依頼した際に実施されました。

本年2月、像の底部にある小穴からにファイバースコープを挿入ところ、顎周辺の内部に「七条大仏大貳法印 康住造」との銘文や、信玄他界の1年前にあたる「元亀三年 四月□日」の日付が墨書きされていたことがわかりました。

調査風景

ファイバースコープで撮影した不動明王坐像頭部内

武田不動尊は、4月12日までは恵林寺・明王殿にて拝観できますので、生誕500年を迎えることも記念し、ぜひご覧ください。

4月13日~5月10日の期間は、山梨県立博物館の特別展で公開予定です。

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