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岩手県大船渡市への訪問

記事番号: 1-2425

公開日 2011年06月20日

更新日 2011年06月21日

岩手県大船渡市への訪問(6月20日~22日)

3月11日に東北地方を中心に発生いたしました東日本大震災は、東北・関東地方を中心に甚大な被害をもたらし、多くの尊い人命が奪われ犠牲者は、行方不明者を含め2万3千人を超えております。ここに犠牲になられた多くの方々のご冥福を謹んでお祈り申し上げる次第であります。 
災害復興への支援として、甲州市では、岩手県大船渡市へ1班3人編成で5月11日から7月10日までの2ヶ月間に渡り職員の派遣を行っております。 
このような中、派遣を終えた職員からの報告を受け、市長として、自ら被災地の現状と業務内容を確認する必要性を感じ、平成23年6月20日から22日までの3日間、東日本大震災で被災した、岩手県大船渡市へ訪問を行うこととしました。 
この訪問中、21日に戸田公明大船渡市長と会談を行いました。大船渡市長から、被災当初から現在までの状況を聞き、市当局をはじめとする、すべての方の取り組みに、改めて敬意を感じたところであります。現在、大船渡市では、7月末をめどに復興計画を策定中とのことであり、今後、復興に向けた取組が本格化していくとの内容でありました。 
この会談中、甲州市からの災害派遣について7月10日までの予定でありましたが、8月末までの期間延長の依頼が大船渡市長からありました。甲州市から派遣された職員の復興支援について、十分な評価が得られたことと考えられ、その場で、延長の決定をし、大船渡市長に伝えたところであります。 
その後、災害派遣で奮闘する甲州市職員の業務を視察し激励を行いました。甲州市職員に任されている仕事は、主に3つあり、罹災証明交付のための被災家屋の現地確認調査、仮設入浴施設への給水業務、仮設入浴施設への送迎車の添乗業務です。 
派遣職員については、大船渡市役所職員と協力し業務を行っており、十分、復興への支援となっていることがわかり、安心をいたしました。 
訪問中、被災地の視察も行いましたが、大船渡市での災害の状況は、報道で見聞きしていた以上の状況であり、多くの損壊した家屋、膨大な量の瓦礫を目にし、強い衝撃を受けました。 
復興への道筋は、長く険しいものとなるかもしれません。しかし、私が感じた、被災者の方々の復興への強い思い、また、復興へ向けての戸田大船渡市長をはじめとする、すべての方々の活動を目にし、必ず復興を成し遂げるであろうと強く感じました。今後も、甲州市としても、復興へ向けた継続的な支援を行ってまいりたいと考えております。

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