～節電は、未来を創る 子どもたちへの贈り物～

記録的な猛暑であった昨年同様、暑い日々が続いておりますが、市民のみなさまには、節電へのご理解、ご協力をいただき、誠にありがとうございます。 
東日本大震災による原子力発電所の事故により、日々の生活が、いかに電力に頼っていたのかということを、改めて強く感じました。 
この限りある電力を大切に利用するために、甲州市では、6月6日に１５％の節電を目標とした「節電宣言」を発表し、市民および企業にはご理解とご協力を呼び掛けています。市内でも電力使用量が多い甲州市役所でも、様々な工夫をし、最大使用量を前年度比２３％削減とする「節電アクション・チャレンジ２３」を目標に、市役所職員一丸で節電の取り組みを行っております。目標達成に向けて、職員はポロシャツ、ノーネクタイなどのクールビズスタイル、火曜と木曜は「ノー残業デー」として、残業を行う場合は電力需要のピーク時間を避け、早朝勤務にて対応しております。 
また、先日には、節電に関する標語の募集を行い、「節電は、未来を創る　子どもたちへの贈り物」という標語に決定し各庁舎へ懸垂幕を設置しているところであります。 
市役所内での取り組みと同時に、各家庭で効率的に節電に取り組めるよう、「家庭でできる節電マニュアル」を作成し全戸配布を行いました。「家電製品の消費電力量の比較」「節電方法、７つのポイント」などをイラストやグラフを活用して、説明していますので、ぜひ、ご家庭でご覧いただき、節電に対するご理解とご協力をお願いいたします。 
私が普段おります市長室は、市役所庁舎の中でも一番暑いと思われますが、エアコンの設定温度を２８度に保ち、扇風機や清涼グッズを利用し、日々、頑張っております。 
今後も、節電対策に積極的に取り組んでまいりますが、過度の節電は、熱中症など、健康面への悪影響が生じる恐れがあります。特に高齢者、幼児は温度差の変化に気づきにくいため、家の中で熱中症にならないように、くれぐれもご注意をお願いします。