記事番号: 1-2501
公開日 2008年07月02日
更新日 2012年04月07日
本年7月G8北海道洞爺湖サミットが開催されますが、今回のサミットでの主要テーマのひとつには「環境・気候変動」が掲げられております。
政府では、北海道洞爺湖サミットが始まる7月7日を「クールアース・デー」として、夜8時から10時まで、施設や家庭でのライトダウンを呼びかけています。
市では、クールアース・デー協賛のため、市施設でも必要最小限の点灯とするよう、計画しております。皆さんも七夕の夜空の下で、明かりを消して地球に優しい生活を見つめ直すとともに、地球の未来に想いをはせてみませんか。 皆様のご参加、ご協力をお願いいたします。
さて、本市におきましては、地域レベルでの温暖化防止への取り組みを推進するため、本年3月「ストップ温暖化 甲州市行動計画」と題し、「甲州市地球温暖化対策地域推進計画」を策定いたしました。
この計画は、平成24年度を目標年度として、地域から排出される温室効果ガスの排出抑制に向け、市民・事業者・行政等が、地域の自然的・社会的な特性を踏まえ、それぞれの役割に応じた取り組みを総合的かつ計画的に推進していくものであります。
また、市役所におきましては、「甲州市役所エコオフィスプラン」を策定し、一事業者として、事務事業活動における温暖化防止対策を含めた環境保全行動に取り組んでいます。
エコオフィスプランに基づき、省エネルギー化の推進を図るため、6月1日から9月30日を軽装期間とし、軽装での執務に取り組んでいます。 軽装期間中は冷房温度を28℃に男性職員のノーネクタイ等、涼しく効率的に働くことができ、市民に不快感を与えないような軽装とし、「さわやか行政マニュアル」による市民から安心感と信頼を得られる服装を心がけます。
軽装期間中は、市で実施する会議等についても同様の取り扱いとなりますので、市民の皆様にも、ご理解とご協力をお願いいたします。
平成19年11月号「広報こうしゅう」において『不都合な真実 ECO入門編 地球温暖化の危機』〔アル・ゴア著 枝廣淳子訳 ランダムハウス講談社〕を紹介させていただきました。
著者のアル・ゴア氏は、昨年、「不都合な真実」での環境啓蒙活動等が評価されICPPと共にノーベル平和賞を受賞、映画「不都合な真実」もアカデミー賞の長編ドキュメンタリー映画賞を受賞しました。
この作品の中で、エコ活動、「私に出来る10の事」が紹介されております。 私も「自分に出来る11個目」に『マイ箸の持参』を決め、これから12個目、13個目の出来ることも定め、取り組みたいと考えています。 この本に多くの方が触れていただき、皆さんの「私に出来ることの11個目、12個目・・・」がたくさんつくられることを願っています。