過日、１月２０日に、塩山中学校環境美化委員の皆さんが『Ｋｉｄｓ’ＩＳＯ１４０００プログラム　ＦＯＲ　ＳＣＨＯＯＬ』の国際認定証を授与された報告に市長室を訪ねてくださいました。 
塩山中学校では、本年度から環境美化委員を中心に「エコ ＯＮ　ムダ ＯＦＦ」をテーマに、前年度と比べ学校全体の電気使用量１０％削減を目標に節電活動をスタートしました。
昨年１１月には、前年同期比２８．８４％の電気使用量削減に成功するとともに、この取り組みが評価され、全国でも３校目となる『Ｋｉｄｓ’ＩＳＯ１４０００プログラム　ＦＯＲ　ＳＣＨＯＯＬ』の認証を受けました。 
今回の塩山中学校の取り組みは、教室内の昼光による照度が一定以上あるときは窓際の電気を消す、教室の電気の消し忘れをしないよう取り組むといった、日々の心がけを継続し、実践し続けることが省エネ活動として電力消費量の削減や電気代の節約という大きな効果につながることを示してくれたのではないかと思います。

冬季は暖房の使用などによってエネルギーの消費が増大する季節であります。そのため、１２月から３月まで冬の省エネキャンペーンが行われ、省エネの実践を呼び掛けております。
また、２月は、省エネルギー月間と定められ、一人ひとりが毎日の暮らしの中で、部屋は暖めすぎず衣類で調節し、暖房中の室温を20℃にする、電気はこまめに消すなどの省エネルギーへの取り組みや、エネルギーを効率的に使う方法を考えた「スマートライフ」の実践が呼び掛けられております。

『千里の行も足下に始まる』中国の思想家　老子の言葉で「千里の道も足もとの第一歩から始まる・遠大な事業も手近いことから始まる」という意味であります。　個人の小さな省エネルギーへの取り組みが、地球規模の二酸化炭素の排出量削減や温暖化対策、低炭素社会の実現へとつながっていくものと感じております。　一人ひとり実践できることは異なりますが、みんなで小さな１歩から、かけがえのない地球のための取り組みを始めましょう！