記事番号: 1-2520
公開日 2011年01月01日
更新日 2012年04月07日
新年明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては平成23年の新年を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は、景気は足踏み状態にあり、高水準な失業率、依然厳しい雇用等に対応するため、国では様々な経済対策を打ち出しておりますが、依然として厳しい状況が続いております。
本市におきましては、市政全般について課題はあるものの市民の皆様のご理解とご協力により、おおむね順調に推移することが出来ました。 市民の皆様には深く感謝とお礼を申し上げます。
さて、私は甲州市の初代市長として、塩山、勝沼、大和の3地域が有する豊富な地域資源を掘り起こし、本市の財産として発展させていくためには、どうすべきかを考え、市民をはじめ多くの皆様方と接して、その融和と協調に意を注いで参りました。 その中で、市民一人ひとりが誇りと愛着の持てるまち、自然環境や文化的景観が大切にされる住み良いまちを目指して市政の運営に取り組んでおります。
今年4年目に入ります甲州市第一次総合計画におきましては、本市が目指す将来像「豊かな自然 歴史と文化に彩られた果樹園交流のまち」の実現に向けて、「創意に満ちた活力ある産業のまちづくり」 「健やかに心ふれあう健康・福祉のまちづくり」 「快適で安心して暮らせるまちづくり」 「自然と共生する環境保全のまちづくり」 「心豊かな人を育む教育・文化のまちづくり」「ともにつくる参加と協働のまちづくり」の6つの施策を柱に各種事業への取り組みを進めております。
市政運営の基盤づくりとして、これまで進めてきました行財政改革では、「甲州市第一次行政改革大綱」に基づく取り組みが、平成21年度末時点で達成率92%、実績効果額は約32億円と当初計画を上回る実績を上げることができました。
また、平成21年度決算において、合併して初めて財政調整基金への積み立てが出来るなど、これまでの取り組みの成果が表れてきております。 平成23年度も、引き続き第2次行政改革、財政健全化に向けた取り組みなどを推進して参ります。
本年も「豊かな自然 歴史と文化に彩られた果樹園交流のまち」の実現に向けて直面する様々な課題を乗り越え、市民の皆様との対話を重視し、市民参画、連携・協働のまちづくりを推進し「子どもを安心して産み育て、若者が将来に希望を持ち、お年寄りが大切にされるまち」となるよう、様々な施策を展開して参ります。
未来を見据え、今年一年が皆様にとりまして、素晴しい年となりますようお祈り申し上げるとともに、甲州市政への温かいご支援とご協力をお願い申し上げまして、年頭の挨拶といたします。