交通安全のまち（山梨県飲酒運転絶滅作戦『優良市町村表彰』受賞）

甲州市が、県交通対策推進協議会会長（山梨県知事）から山梨県飲酒運転絶滅作戦 優良市町村として、平成２３年交通安全推進県民大会（２月８日開催）で表彰されました。

山梨県飲酒運転絶滅作戦は、飲酒運転の絶滅対策の一環として、平成２２年１月１日から１２月３１日までの間で実施されたもので、この期間中、飲酒運転による死亡事故及び負傷事故件数が県内でもっとも少なく、飲酒運転絶滅対策を積極的に推進し優れた成績を残したことから、今回の表彰となりました。 
昨年、秋の全国交通安全週間　街頭指導活動の開会式において、甲州市民を代表して飲酒運転根絶宣言を行い、交通指導委員会の皆様と連携し、様々な施策を実施しておりました。その中での今回の受賞は、市民一人ひとりが交通安全や事故防止、飲酒運転の根絶の意識を持ち、取り組んだ成果でありますので、大変喜ばしい限りであります。

過日、公務での外出した折、市役所東側で塩山南小学校の女子児童３人が、横断歩道の手前におりましたので停車すると、３人は横断歩道を渡り終えた後、振り返り深々とお礼のお辞儀をしてくれました。　その後、別の横断歩道でも、男子児童が渡り終えた後こちらに向いお辞儀をしてから走り去りました。　横断歩道ですので歩行者は優先されて当然なのですが、この児童たちのしっかりした挨拶をとても嬉しく感じるとともに、大変感心いたしました。 
「歩行者、自転車、自動車など、それぞれが相手の立場を思いやる気持ちと行動」が交通マナーであり、それぞれが身につけることは、交通事故の防止、安全な交通環境だけでなく、心地よいまちづくりにもつながることを改めて感じました。

山梨県交通安全スローガン募集では、『心地良い　交通マナーが　照らす未来（あす）』が最優秀賞作品に選ばれ、２０１１年度からの山梨県の交通安全ポスターなどに使用されます。 
市民の皆さん一人ひとりが、交通マナーと思いやりの心を持って身につけていただき、「交通事故０（ゼロ）、思いやりの運転のまち　甲州市」を目指していきましょう。

山梨県飲酒運転絶滅作戦での甲州市の結果

• 飲酒運転による死亡事故件数　　０件（県内　　６件）
• 飲酒運転による負傷事故件数　　０件（県内　６９件）
• 飲酒運転違反件数　 　　　　　　　 ９件（県内４４６件）