記事番号: 1-2612
公開日 2017年09月13日
更新日 2017年09月14日
(出典:国立感染症研究所ホームページ http://www.niid.go.jp/niid/ja/from-lab/478-ent/3467-longicornis.html)
近年、全国でマダニの被害が増えています。マダニに噛まれた場合、さまざまな感染症にかかる可能性があります。
そのなかで特に発症すると危険なのが重症熱性血小板減少症候群(SFTS。以下、SFTSと略します)。
毎年死亡事例が発生しています。SFTSウイルスを持ったマダニに噛まれた猫に、ヒトが噛まれ、SFTSを発症して死亡したケースもあります。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは
詳しくは下記リンク先の厚生労働省ホームページをご覧ください。
リンク先
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について(厚生労働省HP)
主に関西地域を中心に50代以降の方が被害を受けていますが、今後、ウイルスを保有しているマダニが関東地域に生息域を拡大する可能性もあります。
※マダニは全国に生息しており、日本紅斑熱、ダニ媒介性脳炎等、その他さまざまな危険な感染菌を持っています。
マダニの被害にあわないために
- 雑草地や山等に入る場合には、腕・足・首など肌をさらさない服装を心がけてください。
- 人の管理下にない野生動物にはなるべく触れないようにしましょう。
- 野外で作業した際の上着や作業着は家の中に持ち込む前に、マダニがついていないかよく確認しましょう。
- 野外活動後はシャワーか入浴でマダニがついていないかよく確認しましょう。
詳しくは下記リンク先の国立感染症研究所ホームページをご覧ください。
リンク先
マダニに噛まれたら
マダニに噛まれていることが分かった場合、すぐに手で抜かず、最寄の外科や皮膚科で処置をしてください。
無理に抜くと怪我や危険な感染症にかかる危険があります。
噛まれた後も数週間は体調の変化に注意し、変化があった場合は速やかに病院を受診してください。
お問い合わせ先
環境課
郵便番号:404-8501
住所:山梨県甲州市塩山上於曽1085番地1
TEL:環境対策担当(0553-33-4404)/ごみ減量・リサイクル推進担当(0553-33-4404)/粗大ごみ専用受付電話(0553-33-4412)