記事番号: 1-2858
公開日 2021年06月24日
地籍調査とは
国土調査法に基づく国土調査の一つであり、一筆※1ごとの土地の所有者、地番、地目を調査し、境界の位置と面積を測量する調査です。
また、地籍調査の成果を登記所に送付し、登記簿が修正され、登記所備付地図が更新されます。
※1:不動産登記において、1個の土地を指す土地区分の単位。
地籍調査の必要性
登記所の土地に関する登記記録(登記簿)は、未だに明治時代の地租改正によって作成された地図(公図)を基礎としたものが一部存在し、実際の土地の位置、形や大きさが異なっている場合があります。
国土の有効活用・保全のため、地籍調査を行い、国土の実態を明らかにする必要があります。
地籍調査の効果
1.土地境界をめぐるトラブルの未然防止
2.登記手続の簡素化・費用縮減
3.土地の有効活用の促進
4.建築物の敷地に係る規制の適用の明確化
5.各種公共事業の効率化・コスト縮減
6.公共物管理の適正化
7.災害復旧の迅速化
8.課税の適正化・公平化
9.GIS(地理情報システム)による多方面での利活用
地籍調査の流れ
地籍調査でできないこと
地籍調査では所有権の移転登記など権利に関する事項についてはできません。
※売買や相続が発生していても土地登記簿上の所有者(登記名義人)のものとして調査することとなっています。
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