最近、私たちの生活の中で「農福連携」という言葉をよく耳にします。これは農業分野と福祉分野の連携で、農業の人手不足の解消と障がい者の働く場を確保する取り組みであり、本市でも本格的な推進が始まっています。

　今年７月には、甲州市及びＪＡフルーツ山梨の後援を受け、峡東地域内の障害者支援施設（９施設）によって農福連携推進協議会が発足しました。推進協議会では、農福連携の認知度向上と農福連携商品のブランド価値を高める活動、新商品の開発やイベント出店などを行うとともに、地域課題の解決や持続可能な開発目標（ＳＤＧＳ）への貢献に向けた活動を行っていく計画です。

　甲州市では、農福連携推進協議会の後援として「社会福祉の推進」と「生産性の向上」に向け、一緒になって進めていきます。

峡東地域農福連携推進協議会とは

　障害者等が農業分野で活躍することを通して自信や生きがいを持った社会参画を実現する「社会福祉の推進」と、担い手不足や高齢化が進む農業分野での新たな働き手の確保につながる「生産性の向上」に向け、会員がそれぞれの役割や能力に応じて自主的に取り組みを行うとともに、相互に緊密な連携を図りながら、協働して取り組むことにより、農福連携を円滑に普及し、地域活性化に繋げることを目的とするものです。

≫峡東地域農福連携協議会ホームページ