記事番号: 1-3229
公開日 2022年02月02日
甲州市教育委員会では、令和2年度より明治10年(1877)、ブドウ栽培とワイン醸造の技術を学ぶべくフランスに留学した伝習生髙野正誠が刊行した『葡萄三説』の草稿(日本ワイン140年史の構成文化財)と、それをもとに一大葡萄園開設の協力を求め、関係者・有力者に宛てたハガキやその返書の解読調査・筆耕を行ってきました。
高野正誠の一大葡萄園構想や『葡萄三説』に込めた思い、今回の調査で新たにわかった当時の状況と交流関係を、髙野正誠の生家から発見された史料から読み解きます。
主催 ワイン文化日本遺産協議会・甲州市教育委員会
後援 公益財団法人山梨文化財研究所
日 時
令和4年3月9日(水)
午後2時から午後4時まで(午後2時15分 開会)
会 場
オンライン(zoom)
※詳細はチラシ「オンライン開催・髙野家文書解読調査報告会~葡萄三説を説く~[PDF:786KB] 」をご覧ください。
参加費
無 料
当日のタイムスケジュール
・14:00 開場
・14:15~14:20 開会/調査概要説明
・14:20~15:05 髙野正誠の一大葡萄園構想とは?
・一大葡萄園開設のために書かれた書物について
(『趣意書』『一大葡萄園開設計画摘要』『葡萄三説』)
・髙野正誠の取り組みは現代のクラウドファンディングだった。
甲州市教育委員会文化財課 文化財指導監 小野正文
・15:05~15:15 休憩
・15:15~15:35 『葡萄三説』『書簡』の解説
・今回の調査で新たにわかったこと。
・書簡からわかる一大葡萄園構想への当時の反応。
甲州市教育委員会文化財課 萩原麻由
・15:35~15:45 質疑受付
※zoomのチャット機能から質問を受け付けます。
・15:45~16:00 質疑応答
申込方法
参加をご希望される方は、令和4年3月7日(月)までにFAX・メールにて氏名・住所・電話番号・メールアドレスをご連絡ください。
※メールで申し込みの際には件名に「髙野家文書報告会」とご記載ください。
※詳細はチラシをご覧ください。
【チラシ】
オンライン開催・髙野家文書解読調査報告会~葡萄三説を説く~[PDF:786KB]
申込み・問合せ先
甲州市教育委員会文化財課
甲州市塩山上於曽1085番地1
TEL:0553-32-5076(平日8:30~17:15)
FAX:0553-32-5172
mail:bunkazai@city.koshu.lg.jp
関連ページ
・日本遺産(Japan Heritage)「日本ワイン140年史~国産ブドウで醸造する和文化の結晶~」