記事番号: 1-3608
公開日 2022年10月19日
更新日 2023年04月05日
動物を飼うことは、動物の命を預かることです。飼い主、動物が健康で快適に暮らせるようにするとともに、社会や近隣に迷惑を及ぼさないようにする責任があります。
人と動物が共に生きていける社会の実現には、飼い主のモラルとマナーが必要です。
猫は室内で飼いましょう
フン尿や物を壊すなどのご近所トラブルの原因にもなりますので、外に出ないよう室内で飼いましょう。
猫は登り降りの運動ができる場所と、窓の外が見える環境があればストレスなく生活することができます。また、最近の飼育用品は進化しており、トイレの始末も簡単です。脱臭効果のあるものもあり、家の中で飼っていてもフン尿の臭いが気にならないことが多いです。猫はきれい好きな動物です。トイレはこまめに掃除をしてください。
不妊去勢手術をしましょう
不妊去勢手術をした方が猫も飼い主もストレスなく幸せに暮らせます。
オス猫は、非常に臭いの強い尿をあちこちに吹きかけるマーキング(スプレー行動)をしますが、去勢手術をすることでほぼなくなり室内飼育がしやすい猫になります。
発情期のメス猫は甲高い大きな声で鳴き続けます。この時に外に出してしまうと、ほぼ100%妊娠します。猫の妊娠期間はわずか60日、環境が良ければ年2~3回妊娠し、1回に4~8匹生まれます。今以上の繁殖を望まない場合は不妊手術をしましょう。市の補助事業が有りますのでご利用ください。
野良猫について
日々、野良猫の糞尿やいたずらの被害に関する苦情が市役所へ寄せられます。そのような被害を防止するために、えさを与えている方は下記の対策をお願いします。
- 野良猫用トイレを設置し、こまめに清掃する
- えさは適量あたえ、置きっぱなしにしない
- 不妊去勢手術をする
これらを実施し、野良猫の被害が少なくなるようにご協力をお願いします。
首輪・マイクロチップをつけましょう
万が一迷子になった時でも猫が帰ってこられるように首輪をつけ、飼い主の名前と連絡先がわかるようにしておきましょう。首輪をつけることで野良猫と区別ができて、飼い主のもとへ帰ってくる可能性が高くなります。また、突然の災害、事故などで首輪が取れてしまった場合でも、マイクロチップは確実な身分証明になります。
猫砂の捨て方
猫砂の原材料が木製や紙製、おから等の自然由来のものの場合、可燃ごみとして捨てることができます。
猫砂を可燃ごみとして捨てる際は、飛び散らないように袋を二重にして捨てるようにしてください。
※ゴミ収集車でごみを圧縮する際、ごみ袋が破れ荷箱に砂が散乱してしまうため、二重にして捨てるようご協力をお願いします。