記事番号: 1-4483
公開日 2024年07月26日
文化庁「日本遺産ポータルサイト」において、全国の日本遺産に関連した自由研究をご紹介しています。甲州市と茨城県牛久市が共同して取り組んでいる、日本遺産 日本ワイン140年史~国産ブドウで醸造する和文化の結晶~からは、2つの自由研究テーマが紹介されています。ぜひこの機会に「日本ワイン140年史」に触れてみてください!
研究報告をXやインスタグラムで「#日本遺産自由研究」とハッシュタグをつけて投稿すれば、文化庁のSNSで紹介されるかも?!みなさんの研究報告を、お待ちしております!
<詳細はこちらからご覧ください>
・文化庁 日本遺産ポータルサイト「#日本遺産自由研究でSNSに投稿しよう!自由研究特集」
山梨県甲州市
【自由研究テーマ】国産ワインの始まり!甲州市 ワインの歴史を調べよう
【対象の学年】小学校4~6年生
日本遺産「日本ワイン140年史~国産ブドウで醸造する和文化の結晶~」のストーリーに欠かせない宮光園(旧宮崎葡萄酒醸造場施設)では、ワイン醸造の歴史がわかる貴重な写真や資料が展示されています。ここでしか見れない「甲州むかしカメラ(AR)」をつかっての昔のワインづくりの様子をのぞいてみよう!
・国産ワインの始まり!甲州市 ワインの歴史を調べよう
・宮光園紹介ページ
・ワイン文化日本遺産協議会ホームページ
・甲州むかしカメラ リーフレット[PDF:6.32MB]
・甲州むかしカメラオリジナルフォトフレーム[PDF:1.78MB]
茨城県牛久市
【自由研究テーマ】神谷傳兵衛記念館で日本ワインの歴史を調べよう!
【対象の学年】小学校4~6年生
茨城県牛久市にある牛久シャトー内の神谷傳兵衛記念館では、日本ワインの歴史を学ぶことができます(見学無料10時~16時開館)。
日本初の本格的ワイン醸造場である牛久シャトーで、その創業者の神谷傳兵衛の足跡を、当時のワイン造りの資料とともに学びましょう!
神谷傳兵衛記念館は120年以上前の明治時代につくられた重要文化財の赤レンガ建築で、もともとはワインを醸造する施設である醗酵室でした。各階の設備などから当時のワイン醸造の工程を知ることができ、日本の近代産業技術史上重要です。神谷傳兵衛記念館1階に26個並んだ大きな樽は圧巻です。地下は夏でもひんやり、暗いので小さなお子様はちょっと怖いかも?!
2階には昔の醸造道具やポスター、写真が展示されています。神谷傳兵衛は、数多くの名士と交流があり、政治家では榎本武揚、板垣退助、土方久元、松方正義、軍人では大山巌、児玉源太郎、西郷従道らがこの地を訪れました。教科書にも載っている偉人板垣退助がワインパーティーに出席している写真もあります。どこにいるか探してみてください。
また、夏休みはワインの原料となるブドウの果実が熟す時期です。ぜひ園内のブドウ畑にもご注目ください。
・神谷傳兵衛記念館で日本ワインの歴史を調べよう!
・ワイン文化日本遺産協議会ホームページ
関連ホームページ
- ワイン文化日本遺産協議会HP「日本ワイン140年史~国産ブドウで醸造する和文化の結晶~」
- 文化庁HP日本遺産ポータルサイト
- Facebookページ ⇒ 甲州市の文化財
お問い合わせ
ワイン文化日本遺産協議会
・甲州市教育委員会 生涯学習課 文化財担当
TEL:0553-32-5076
・牛久市役所環境経済部未来創造課文化財・シャトー活用推進室
TEL:029-874-3121