フルーツ王国!甲州市の冬から春の主役は...いちご
仕事 農業・産業甲州市は、一年を通して、たくさんの種類のフルーツを味わえます。まさにフルーツ王国!
夏から秋は、さくらんぼや桃、ぶどうが有名ですが、冬から春にかけては何が味わえるか知っていますか?実は、甲州市では、甘くてビタミンCがたっぷりな「いちご」の栽培が盛んです。
今回は、甲州市の「いちご」について紹介します。
甲州市のいちごの栽培方法は?いちご狩りのおすすめ時期を紹介
甲州市では、塩山地区を中心にビニールハウスでのいちご栽培が盛んです。地面よりも高い空中で栽培する高設養液栽培を行う農園が多く、減農薬を心がけています。
1月から5月にかけては、いちご狩りを楽しむ観光客で賑わう甲州市。
高設養液栽培は苗の位置が高いため、摘むときにかがむことなく、立ったまま楽な姿勢でできるのが特徴です。さらに、ビニールハウスのため、雨や風などの天候に関係なく、暖かい中で楽しめます。
車椅子やベビーカーでも入れるバリアフリーのハウスも増えていますので、子連れの方から高齢者の方まで、誰でも楽しめますよ。
甲州市のいちごは品種が豊富!自分好みのいちごを探しに行いこう!
甲州市のいちご狩りで食べられる品種とその特徴を紹介します。
紅ほっぺ(べにほっぺ)
果実の中まで赤く、果心部分も赤いのが特徴。香りがよく、酸味と甘みのバランスが良いです。コクのある味わいがあり、人気の品種!
章姫(あきひめ)
大粒が特徴。やや大きく、細長い円錐形で、きれいな形です。果肉は程よく柔らかく、果汁たっぷり。酸味が少なく、高い糖度です。
アイベリー
一般的なイチゴのサイズ(15~20g)の2~3倍になり、極大の粒が特徴。80gを超える粒もあります。大粒でも、食感と味はとても良いため、「高級いちご」と呼ばれます。贈答品にピッタリ!
レッドパール
「真珠(パール)」のように光り輝く光沢が特徴。鼻を突き抜けるような芳醇な香りがあります。甘みが強く、絶妙な酸味で、飽きない味わいです。
あすかルビー
艶があり、大きく、やや丸みのある形です。甘味と控えめな酸味のバランスが抜群!白っぽい果肉はやや硬めですが、果汁たっぷりです。
さがほのか
色鮮やかですが、果肉は全体的に白く大粒。食感はやや硬めで、穏やかな酸味で強い甘さがあり、果汁が豊富。食べやすいです。
さちのか
濃い赤色で光沢があり、果肉がしっかり!糖度が高く、良い香りで、酸味と甘みのバランスが良いです。ほかのいちごに比べると、ビタミンCが豊富なのが特徴。
やよいひめ
名前の由来、「弥生(3月)」とあるように、気温が高くなる3月でも高品質を維持しているのが特徴。甘みの中に適度な酸味があり、良い風味です。
このほかにも、「よつぼし」「星の煌き(ほしのひらめき)」「おいCベリー」などの品種があります。
品種により特徴はさまざま。食べ比べをして、自分好みのいちごを探してみませんか?
まとめ
冬から春にかけて、長い期間味わえる「いちご」。
甲州市のいちご農園は、甲府盆地と南アルプスが一望できる農園もあります。旬の甘酸っぱい「いちご」を味わいに、甲州市へ足を運んでみませんか?
いちごの生育状況は日々変化しますので、いちご狩りには予約をしてから行くことをおすすめします!