人とのつながりが生まれるコミュニティーマーケット「よってけし」
地域・自然・文化 買い物・交通 食生活子どもからお年寄りまで、幅広い年齢層の人々が集うコミュニティーマーケット「よってけし」。
「よってけし」とは、甲州弁で「お寄りください」という意味の言葉で、その名の通りどんな人でもウェルカムな場所で、地域の人や物とつながることができます。
この記事では、コミュニティーマーケット「よってけし」について、運営の高安一(たかやすはじめ)さんの想いとともに紹介します。
実店舗型マーケット「よってけし」月間スケジュール
コミュニティーマーケット「よってけし」は、実店舗型のマーケットで、個性ある出店者さんがサービスを提供するシステムになっています。
火曜日から土曜日(毎週金曜日、第4土曜日はお休み)は、「えんざん・かつぬま朝市」で人気のお総菜屋さん「ユリの台所」が出店。
定番の餃子定食をはじめ、お手頃価格でランチが食べられます。
毎週水曜日は、よってけし名物・水曜市が開催されており、駄菓子屋さんや古着屋さんなどもオープンします。
水曜日は夜まで営業しており、お酒などを楽しむことができるほか、足踏みマッサージの出店もあります。
また、第2土曜日はラーメンの日として、特製ラーメンを味わうことができます。
さらに、2か月に1回のぺースで歌声の会が開催されるなど、イベントが目白押しです。
コミュニティーマーケット「よってけし」のグッドポイント
コミュニティーマーケット「よってけし」は、出店者さん自らが企画を考え、実践するスタイルで、自分のやりたいことが実現できる場所となっています。
関わる人は皆、楽しみながらサービスを提供しているため、お店の雰囲気がとても良いのが特徴です。
子どもからおじいちゃん・おばあちゃんまで、全ての世代がウェルカム!誰でも気軽に足を運びやすい場所としてオープンしています。
仕掛け人の高安さんにインタビューしました!
コミュニティーマーケット「よってけし」は、甲州市塩山の商店街の中にあります。
現在はシャッターが閉まっているお店が多いなか、「よってけし」は地域の人に愛される場になっています。
仕掛け人は、「かつぬま朝市」をはじめ甲州市内で大中小さまざまなマルシェイベントを手がけている高安一さんです。
Q.よってけしを始めたきっかけは何でしょうか?
高安:もともとは、近くで毎月開催している「かつぬま朝市」のための物品の物置や、ミーティングをする場所としてこの場所を借りていました。
そうした中で『この場所を生かして、何かできないかな?』と思い、最初は野菜や総菜を販売するコミュニティーマーケットから始めました。
次第に人も訪れるようになり、このお店自体が飲食販売等もできる場所だったので、徐々にその後の展開を考えるようになりました。
Q.その後どのように変化をしていきましたか?
高安:地域の人たちの溜まり場や、コミュニティースペースというような感じで、いろいろな人が集まる場所になっています。
その中で飲食店を営業したり、物販があったり、人と人がつながり、お金も回る場所となっています。
Q.移住希望者に向けて一言お願いします。
高安:ここは一見、何のお店かわかりにくいかと思いますが(笑)、まずは勇気を振り絞って入ってみてください。一度来れば、いろいろな人とつながれると思いますよ。
Q.「よってけし」のこれからの展望は?
高安:まずは(お店を)続けていくことです。
続けていくことで、人との出会いやご縁ができたり、関わっている人たちが自分のやりたいことを実現したりできると思います。
規模は違いますが、かつぬま朝市や自分がやっている他の市やマルシェと同じイメージで、ここコミュニティーマーケット「よってけし」にも同じ熱意を持っています。
ここは常設のマーケット。この場所に関わってること自体を「楽しい」と思ってもらえると、私としても嬉しいです。
まとめ
関わる人たちが楽しみながら展開していく地域のコミュニティーマーケット「よってけし」。勇気をもって一歩踏み出せば、さまざまなつながりができることでしょう。
営業日をチェックして気になるイベントの日に、ぜひ「よってけし」!
コミュニティーマーケット「よってけし」
営業日・営業時間(曜日によって変わります)
火曜日 11:30~14:30(ランチ)
水曜日 11:30~18:00(水曜市とランチ)18:00~21:00 jimmy's Bar
木曜日 11:30~14:30(ランチ)
土曜日 11:30~17:00(土曜市とランチ)※第4土曜日はお休み
場所:甲州市塩山上於曽1266
アクセス:塩山駅北口より約0.6km、徒歩約7分
Instagram:https://www.instagram.com/yottekeshi_reborn/