家族と共に日々を楽しみながら
定住型 結婚 農業
Q.移住して約10年――どのような変化がありましたか?
A.子どもが3人になり賑やかに
写真:子どもたち
長男(7歳)、次男(5歳)、長女(3歳)と、子どもが3人になりました。
長男はとてもやさしい子で、妹の面倒をよく見てくれます。ゲームが好きで集中力もすごいです。次男は、寒さに強く、一年中薄着。よく食べ、よく遊ぶ元気っ子です。末っ子長女はダンスが大好き!そしてお兄ちゃんたちが大好き!そのため、よく3人で仲良く遊んでくれますね。3人育児は大変なことも多いですが、楽しみながら子育てをしています。
家は、空き家バンクでみつけた中古物件。前回のインタビューではリフォームを頑張りたいと話しましたが、実はあまり進んでいません(笑)。でも、食器棚や洗面台をペンキで好きな色に塗ったり、庭の木を整えたりと、少しづつ変えています。自分たちの手で徐々に快適な家にしていければいいな、と思っていますね。
Q.ご家族とどのように過ごしていますか?
A.自然と共に子育てを楽しんでいます!
写真:ダッチオーブン
休日は庭で焚火をするのが定番ですね。畑から持ってきた薪を使って火をおこし、ダッチオーブンでパンを焼いたり、肉やマシュマロを焼いたりしています。ときには友人家族を呼んで、一緒にワイワイすることも。家族全員アウトドアが好きなので、いつでも火が起こせて、外でご飯を食べられる環境にとても幸せを感じています。
また、子どもたちが成長するにつれて、悩みも増えてきます。現在、子どもたちは保育園・小学校に通っているのですが、相談したいことがあるときは子育て支援センターの先生達に相談にのってもらうことも。こういう時、子育て支援が手厚い甲州市にいてよかったな、と思いますね。
Q.甲州市での暮らしはどうですか?
A.地域の人との出会いに感謝!
写真:地域活動(ぶどうまつり鳥居焼き護摩木積みボランティア)
甲州市で暮らすと、地域の活動に参加することも。我が家は、今年初めて地区の自治会の組長をやらせてもらっています。わからないことだらけですが、地域の方に聞けば親切に教えてくださるので、何とかやり遂げられそうです。
また、子どもが3人に増えたことでさまざまな出会いも増えました。それぞれの子どもの同級生のママ友達と子育ての話をしたり、自分のやりたいことの相談をし合ったり、とてもいい友人関係が築けています。
Q.現在の仕事はどのようなことをしていますか?
A.農業だけでなく、さまざまなことにチャレンジ!
写真:ぶどう作業
現在、勝沼地域で夫婦共々ぶどう農家を営んでいます。私は甲州市の果樹園の景観が大好きなので、歴史ある甲州のぶどう棚がある風景を後世に受け継いでいけるようにしたいですね。
写真:Katsunuma縁側茶房看板
農業も好きですが、人をつないだり応援したりすることも好きなので、農閑期はさまざまな活動をしています。マルシェや写真撮影会、婚活イベントなど、人をつなぐイベントを開催したり、市主催の講座の運営に携わったり。また、カフェや農園の看板づくりなど、とにかくいろいろやっています。
Q.今後の展望を教えてください。
A.やりたいことを実現するサポートを!
写真:好きな風景
地域に住んでいる人たちが楽しく幸せに暮らせるように、自分の得意なことで貢献していきたいです。子どもたちのやりたいことの実現をサポートしたり、同世代のママたちの応援をしたり。今取り組んでいることをひとつずつ大切に続けていきたいです。
2024年4月末時点
プロフィール
山口祐子さん
移住前:東京都(香川県)
移住エリア:勝沼
東京から甲州市に地域おこし協力隊2期として移住後、ぶどう農家を営みながら子育て奮闘中です。
前回のインタビューはこちら
https://www.city.koshu.yamanashi.jp/iju/interview/details/interview-01.html