親子の暮らしにちょうどいい甲州市
定住型
Q.甲州市を知ったきっかけ、移住のきっかけは?
A.この家に惹かれました。
徳命さん:山登りが趣味なので、もともと甲州市は知っていました。
久美子さん:ちょうど甲州市の空き家バンクを見ていた時に、この家を見かけて...「いいな」と思い、すぐに連絡しました。
徳命さん:当時はコロナ禍をきっかけに、2人とも仕事をリモートワークに切り替えたところだったので、移住するにはちょうど良いタイミングでしたね。
Q.移住までにどのくらいの期間がありましたか?
A.約半年ほど
徳命さん:4月に空き家バンクで家を見つけて、9月には転入していましたね。今の家を見つけてからは、すぐに内覧に行きました。その時には一組返事待ちの方がいるとのことでしたが、その方がキャンセルになり自分達の番に。その際、担当の方に「焦らず決めてくださいね」と言われたので、じっくりと考えることにしました。購入を決めるまでには約2カ月かかりましたね。その間、ホームインスペクション(住宅診断)をお願いするなどしました。
久美子さん:移住が決まってからは約3ケ月で住める状態にしていきました。片付けたり、適宜リフォームしたりしながら、9月に市役所に行き、転入手続きを行いました。
Q.甲州市での生活はどうですか?移住して良かった点など教えてください。
A.親子で気軽に山登りを楽しんでいます!
徳命さん:甲州市に来てからは、より気軽に趣味の山登りを楽しんでいますね。長野や静岡の山に行くことも多いですが、混雑が少なくアクセスが良いところも気に入っています。また、近くの山にトレーニングがてら走りに行くことも。特に塩ノ山は、まさに里山といった感じで愛着を感じています。ちょうどいい高さと距離で、山頂までの所要時間がその日の体調のバロメーターになっています。
久美子さん:近所の方にもとても良くしていただいています。特にお隣さんには、子どもを見てもらったり、野菜の苗をいただいたりと、親子共々お世話になっています。組にも入っていますが、程よい距離感のお付き合いなので心地良いですね。
徳命さん:家庭菜園も楽しいですね。ご近所さんにいろいろ教えてもらいながら、野菜や果物を作っています。庭にはぶどう棚もありますよ。甲州市の枯露柿ワークショップにも参加して、枯露柿も作ってみました。
Q.空き家バンクの他に活用した甲州市の制度はありますか?
A.甲州市移住支援事業補助金を申請しました。
徳命さん:転入してから、テレワークに関する要件で「甲州市移住支援事業補助金」を申請し、採択されました。補助金は主に住居のリフォームに活用しました。家は築58年で所々でガタが来ているので、台所や洗面台、洋室(仕事部屋)などを補修したり、和室をフローリングにしたり。リフォームはお金がかかるので、なにかと助かりました。
関連リンク:甲州市移住支援事業補助金について
Q.移住前に不安はありましたか?
A.特になし!楽観的に考えていました。
徳命さん:自身としては、暮らす場所にはさほどこだわりが無かったので、楽観的に考えていました。なので、不安などは特になかったですね。
久美子さん:私は近くに親族も頼る人もいない状態からのスタートだったので、少し不安はありましたね。暮らしてみると、近所の人はみんな優しくて、不安は無くなりました。
Q.移住前にしておけばよかったことはありますか?
A.お試し移住をしておければ、なお良し!
徳命さん:特にないのですが、あえて言うならお試し住宅での移住体験ですね。移住を考えていた当時はコロナ禍でお試し住宅がクローズしていたのですが、移住前にお試し住宅で現地の生活をしてみたかったです。暮らすことで街の雰囲気が掴めるので、より移住のイメージが沸いたと思います。
久美子さん:あとは子どもの学校や保育園に関する情報収集ですね。基本はネットで情報収集をするのですが、実際に通う保育園や小学校の雰囲気が分かるとうれしいな、と思いました。
関連リンク:体験してみよう(お試し住宅)
プロフィール
李徳命さん
川崎久美子さん
移住前:千葉県(出身:東京都、神奈川県)
移住エリア:塩山
登山できる山や、東京にもアクセスの良い地域を探し甲州市へ。空き家バンクを通じて物件を購入し、親子3人で令和3年9月に転入。現在は夫婦ともにリモートワークで東京の会社に勤務。週末は親子で山登りやキャンプを楽しんでいる。