インターンシップとして大学生の受け入れを行いました
お知らせ甲州市役所では、就業体験の機会を提供することにより、市政に対する理解を深めてもらうため、大学生のインターンシップを受け入れています。
今年度は8月16日~18日の日程で、山梨学院大学、東海大学の学生計3名を受け入れました。
3日間を通して、様々な市役所業務を体験してもらいました。最終日は移住者のご自宅を訪問し、古民家リノベーション現場見学や実際に移住された方の体験談、シェアオフィス甲州の見学、甲州市の地方創生事業について学びました。
シェアオフィス甲州の感想
コロナ禍に入り、働き方の多様化が加速する中でいち早く社会の変化に対応を心掛ける行政の積極的な姿勢を感じることができた。一方でレンタサイクル以外のアクセスの確保や企業が市内にオフィス展開するためのインセンティブ形成など、シェアオフィスのみに留まらない戦略的な運営が求められるのではないかと感じた。
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テレワークなどができる整備がしっかりとしていると感じた。新型コロナウイルスの影響などでテレワークの需要が増加したことからこういった施設があるのは良いことだと感じた。
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現在のニーズに合わせた設備投資がなされていると感じた。
→Free Wi-Fi、コンセントの拡充、様々な空間・使い方のできるスペースの拡充、セキュリティ・安全への配慮など -
誰でも使いやすい空間や環境を整備し、時代に応じた運用がなされていると感じた。
→お試し期間の設定、バリアフリー化など
地域創生事業に対しての感想
- 空き家問題に関して、空き家情報バンクのような行政による仲介・情報発信は地域創生において非常に重要な役割を果たすと思った。移住者の方々は居住に対する強い目的意識や豊富な経験を有する方が多く、こういった方々の取り込みが重要と考えた。空き家バンク制度は、空きテナントなどの法人向けの情報発信にも発展・活用できるのではと思った。また、甲州らいふのような媒体を民間事業者に委託し、デザインなどに力を入れている点が印象的だった。
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人口減少を食い止めるために、甲州市に根ざした地域ブランドの創出と魅力ある仕事、未来を担う人材の育成や甲州市への人の流れを作ることは良いことだと思った。また、「甲州らいふ」などで甲州市の情報を発信することは、色々な人に甲州市のことを知ってもらう機会が増えるため良い取り組みだと思った。
- 持続可能な自治体運営を実現するために、現状や課題を把握し、長期的なビジョンを示していると感じた。
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「関係人口の創出」を実現するため、市内に点在する様々なリソースを活用しようとしていると感じた。
→古民家、農作放棄地、空き家、シェアオフィスなど - 時代の移り変わりに柔軟に対応をし、SNSなどを通じて試行錯誤しながら情報発信を継続する姿勢を感じ取ることができた。